『2025年5月21日「長崎新聞」にて「地域交流スペース かぐら」の開設をご掲載頂きました!』
2025年5月21日(水)の長崎新聞で「地域交流スペース かぐら」について取り上げて頂きました♬
下記、新聞記事の内容です。
【地域とつなぐ一歩に】南島原市・障害者入所施設 普賢学園(2025年5月21日長崎新聞)
「交流スペースかぐら 開設」
南島原市深江町の知的障害者入所施設「普賢学園」(本田尚久園長)がが入所者と地域社会との関わりを深めていく触れ合いの場となる「地域交流スペース かぐら」を新たに開設した。本田園長は「地域と障害のある方をつなぐ小さな一歩になれば」と願いを込める。
普賢学園は障害により介護や援助を必要とし、自宅での生活が難しい10代~70代までの男女40人が生活している。交流スペースは施設の敷地の一角に建設。学園が力を入れる音楽やアートの活動拠点としても利用して行く。
名称は誰もが一緒に歌って踊って、楽しく過ごせる場所になるようにと、神社の神楽殿からとった。室内は50畳ほどの広さがあり、色合いは入所者にとって刺激が少ないとされる優しい白やベージュを基調。大きなプロジェクタースクリーンや「本物の音を届けたい」という思いからグランドピアノも設置した。災害時の避難所としての活用も見据え、入浴設備も備える。
17日には、オープンイベントとしてプロのオペラ歌手を招いたコンサートを開催。入居者や住民ら約140人が来場し、”本物”を体感した。
今後、音楽イベントやアート作品の展示、映画鑑賞会などを想定。地域の住民や子どもたちの活動の場としても開放し、積極的に利用してもらいたい考えだ。職員の杉崎智史さん(41)は「いろんな個性があることを知ってもらえる場所になってほしい」と話した。(熊本洋平 記者)
